2007年09月26日
8/30 渋谷(東京)→横浜(神奈川) mune
朝、ホームステイ先のデイビッドさん宅にて。今日から後半のライドがスタートします。
デイビッドさんは東京を中心にハイキング等をすることを通して自然とふれあい同時に環境のことにも気づいていこう、という趣旨の活動を行っているそうです。
詳しくはこちらをご覧下さい。
jambo international
http://jambointernational.com/Japanese.html
今日が初日の自分はなかなか起きられず、一番最後に起きた上に門田さんに布団を片付けてもらってしまいました、、、。
7:10
せっせとパッキング中の門田さんとティア。朝は皆こういう作業に追われます。
7:14
ティアは朝からこんな分厚い本を読んでいます。内容は?と聞いたら人間の内面に関する本だとかで、説明するのも難しいらしいです。デイビッドさんが作ってくれた朝食を食べながら。
7:25
自転車にバッグを付けているところ。写真では見えませんが大量の蚊に襲われています、、、。
7:50
準備が完了してスタート前に一枚。これから集合場所の渋谷駅ハチ公前に向かいます。
8:00
平日の通勤時間帯ということもあり車と歩行者が多い中、歩道と車道を使い分けつつ走って行きます。荷物があるので歩道では明らかに邪魔者ですが、かといって車道は走るスペースが十分に確保されていないところも多く道の選択には苦労しました。
そろそろ渋谷駅というところで一人のライダーに出会いました。彼は韓国人でこれから北海道へ向け走って行くそうで、「それじゃあ我々とは逆方向だねえ。頑張って!」と門田さんが話をしたそうです。門田さんは韓国語ができるのかぁ、と思ったら彼は日本語が達者だったとのこと。カラフルな自転車とこちらから見れば十分とは言えない装備に、彼の笑顔が重なって何か力強いものを感じました。彼の目には日本はどんな風に映っていくのでしょうか。
(上)楽しそうに走る門田さんとティア(後ろから韓国の彼が来ています) 8:33
(下)韓国から来たライダーと 8:35
渋谷駅に一番乗りで到着。駅付近はすごい人の数です。他のメンバーを待ちます。
今日はここで毎日新聞社の取材があるとのことです。
8:47
取材の中心はやはり門田さん。このライドへの思いを熱く語っていました。取材を終えるといよいよ後半のライドへと突入です。
(この取材の記事は8/31の毎日新聞・東京版に掲載されました)
(上)取材を受ける門田さん。ちょっと恥ずかしそう。
(下)出発前にまた一枚。 9:00
先頭にケン、次いで門田さん、ティア、自分と続いていきます。道はやはり狭く交通量も多いので、車道と歩道を使い分けつつ進みます。複数人のチームで走るときは常に全員が全員を意識しつつ走らなければなりません。一定のペースを保ちつつ、前後の間隔や車の動きに注意します。止まる時や曲がる時には手で合図をし、何かあれば声を出して知らせます。
(上)渋谷駅を出てすぐのところ。右折するにも一苦労です。 9:11
(中)神奈川県に入ったところ。 11:21
(下)横浜名物?の壁一面に描かれた絵。ティアはniceと言っていました。 14:32
お昼ご飯はBEEでは有名な「トーフキムチサンド」でした。ケン曰くBEEでは極めてスタンダードなメニューということです。食事をしようと公園で用意を始めた時に雨が降ってきたのですが、近くの公民館の方が中に入れてくれました。公共の場、それも室内でキムチを広げるという大胆な行為にもスタッフの方は寛容で、トーフキムチサンドという斬新な食事を目の当たりにしても理解を示してもらえました。肝心の味はご飯がパンに代わったと思えば意外とも言えない組み合わせで、水分も多いので食べやすかったです。
食べ終えてふと回りを見渡せば、そこには十数人のいわゆる不良がズラリ。見た目は不良で言葉も荒れていますがすが、スタッフの方とのやり取りが親子みたいでほのぼのしてました。文句を散々言うけど、最後にはスタッフの方の意見に折れるという。公民館に集まるなんて健全な不良ですね。食べるのに夢中でこの時の写真は撮れず。
さて、自転車に乗っていると他にも色々な出会いがあります。
途中で出会った自転車が大好きな親子。ティアはお父さんと、自分は子供と自転車について語り合いました。
大量のメンマを運んでいたラーメン屋のご主人。
信号待ちで会ったお父さんが「頑張って!」と応援してくれました。こういうことがまたエネルギーになります。
この日は特に問題もなく楽しく進みましたが、実はここでティアが辞めることになり、体調面での不安があるとのことでした。
すごく残念でしたが皆の話によればティアはこういう自転車に乗ること自体初めてで、ギアの操作もままならない状態だったそうです。
それでも北海道からの長い距離を重い荷物を運びつつ来れたのだから、終えることが決まった以上それをただ称えてあげたい気持ちでした。
目的地までたどり着くとケンの提案でティアのお別れ兼自分の歓迎会を開こうということになりました。串焼き屋で野菜類しか頼まずベジタリアンパーティー。 ティアのこれからと、東京からの後半のライドに乾杯しました。
明日は箱根湯本まで。所用で抜けていたリーバイも帰ってきます。
とにかく必死に走った一日が終わり、ほっとしてテントの中で眠りにつきました。
mune
Posted by Bee Riders★ at 19:05│Comments(0)
│道のり